手軽にぬか漬け

ぬかみその本場「小倉」出身と言うこともあって、子どもの頃からぬかみそが大好きです。漬物はどれも好きですが、自分で漬けるのはぬかみそに白菜漬け、ゆず大根など。場所をとらず手軽に楽しめるところがお気に入りです。

特にぬかみそは、これまでにもいろんな形で漬けてきました。一戸建てに住んでいたときは床下収納があったので、プラスチック製の樽から始め、重さで持ち手がすぐに壊れてしまうことから、ホーロー製の容器に変えました。家庭菜園をやっていたこともあり、毎日たくさんの野菜を漬けていたことを思い出します。

家庭環境がかわり、二人、ついにひとり暮らしになってからは、通勤時間が長かったこともあって、食べきれる量を冷蔵庫で漬けるようにはなりましたが、やはり自分で漬けていました。

ぬかみそで一番困るのは、長期間家をあけるときです。でも、冷蔵庫に入れておけば1週間くらいなら大丈夫。それ以上になるときは、冷凍しておくこともできます。私が冷蔵庫で漬けているのを見て、母も冷蔵庫で漬けるようになりました。今は、母と暮らしているので、母のつけたぬかみそを楽しんでいます。

この4月からは妹の家に来ているのですが、2週間の海外旅行から帰ったとき、思い切ってぬかみそを始めました。できあがったぬか床を買うことも考えましたが、「味が違う」との口コミを読んだことや、熟成タイプのぬかを買ってくればすぐに上手に漬かるようになるとの判断からです。

これまでの経験から、ぬかみそを上手につけるコツは

  • ぬかはよいものを使う
  • 余計なものを入れない
  • よく混ぜる

だと感じています。

「よいぬか」とは、「ぜいたく」「熟成」などと書いてあるもので、捨て漬けをしなくてもすぐに食べられます。昆布などだしがでるものが入っているので、他の材料を足す必要もありません。

ぬか床をおいしくするために、昆布はもちろん山椒や、中には醤油や「鮭の頭」などを入れる方もいらっしゃると聞きます。母は山椒をたっぷり入れ、小倉名物「ぬかみそ炊き」などを作っていますが、ぬかに塩、昆布、唐辛子、山椒以外は入れない方がよいと言っていました。山椒は好み、と言ったところでしょうか。

実は「よいぬかを使う」「余計なものを入れない」と言うのは母の教えです。「よく混ぜる」については、冷蔵庫に入れることで楽になります。今は

  • ぬかはよいものを使う
  • 余計なものを入れない
  • 冷蔵庫に入れて、たまに混ぜる

方法で、手軽にぬかみそを楽しんでいます。

「糠味噌臭い」と言う言葉がありますが、よいぬか床は臭くないんだそうです。ジップロックに入れて、失敗したらやり直せばいいだけーそんな風に考えると、手軽に楽しめるのではないでしょうか。

育てたぬか床は、現在海外にいる妹に渡すつもり。忙しい妹は不安そうですが、帰国後はだめもとで楽しんでもらえばいいなと思っています。

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